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やってはいけないNISAの始め方10選|医師が見てきた後悔パターン
増やす公開:2026-05-268分で読めます

やってはいけないNISAの始め方10選|医師が見てきた後悔パターン

NISAで失敗する典型的な7パターンを医師が正直に解説。銀行窓口・個別株・一括投入・複数口座…これだけ避ければ8割の失敗は防げます。

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📈この記事のポイント

  1. 1NISAの失敗の大半は「最初の選択」で決まる
  2. 2銀行窓口・個別株・一括投入の3つを避けるだけで大きく改善
  3. 3シンプルなインデックスファンドの積立が最も合理的な出発点

「NISAを始めたけど,うまくいっていない気がする」「もしかして間違った始め方をした?」

そういう不安を持つ方に向けて,よくある失敗パターンを7つ整理しました。医師として「治療より予防」を信じているように,投資も「失敗してから学ぶ」より「失敗を事前に知る」ほうがとても有利です。

⚠️ そもそもNISAをおすすめしない人

  • ・生活費3〜6ヶ月分の現金貯蓄が用意できていない方
  • ・消費者金融・カードローンの借金がある方
  • ・1〜2年以内に確実に使う資金を投資しようとしている方
  • ・価格変動で夜も眠れなくなることが予想される方

上記に当てはまる場合は,まず土台を整えてからNISAを検討してください。

失敗①:銀行の窓口でNISAを始める

最も多い失敗です。銀行窓口では,信託報酬が年1〜2%以上の高コスト商品を勧められることがほとんどです。ネット証券のインデックスファンドは年0.05〜0.1%程度。30年間で数百万円の差になります。

正解:楽天証券・SBI証券などのネット証券で口座を開く(無料)。

失敗②:毎日・毎週チェックして一喜一憂する

NISAの積立投資は,10〜20年単位で資産を育てる仕組みです。短期の価格変動に振り回されるのは,体温計を1日50回測って「今日は36.8度か,昨日より0.2度高い,病気か?」と心配するのと同じくらい無意味です。

価格が下がった時に不安でたまらなくなり「損切り」してしまう——これがNISA失敗の典型パターンです。

正解:スマホのアプリ通知をオフにして,年1〜2回だけ確認する習慣を作る。

失敗③:話題の個別株でNISAをする

「あの会社の株が上がった」——こうした情報を見て個別株でNISAを始めるのは,上級者向けの方法です。個別株は1社が倒産すれば価値がゼロになりえます。NISAの非課税枠は年間360万円(2024年〜)という貴重な枠。それを高リスクの個別株に使うのは非効率です。

正解:全世界株式インデックスファンドで数千社に分散投資する。1社が倒産しても影響は軽微。

失敗④:ボーナスを一括投入する

「今月ボーナスが出たから一括でNISAに入れた」——投資経験がない段階での一括投入は,精神的なダメージが大きくなりがちです。翌月に価格が10%下落したら「損した」と感じて売却したくなる。その気持ちを抑えられる自信がない間は,毎月定額の積立が合理的です。

正解:ボーナス分も月割りにして積立額を一時的に増やす設定にする。

失敗⑤:NISAで1銘柄に集中投資する

全世界株式インデックスはすでに数千社に分散されているため,初心者にはこれ一本で十分な分散が得られます。NISAの枠を特定の国・企業・テーマに全集中するのは初心者には不向きです。

正解:全世界株式インデックスファンド1本で,地域・企業の分散は自動で完了。

失敗⑥:NISAの口座を複数作ろうとする

「SBI証券と楽天証券,両方でNISAをやりたい」——これは法律上できません。NISAの口座は1人1口座のみです(金融機関は1年単位で変更可能ですが,同時並行は不可)。知らずに両方に申込みをすると,審査で弾かれる・無駄な時間を使うことになります。

正解:楽天証券かSBI証券,どちらか1つを選んで口座開設。迷ったら楽天証券でOK。

失敗⑦:複雑な商品から始める

「レバレッジ型ETF」「テーマ型ファンド」「毎月分配型」——これらはすべて初心者には不向きな商品です。

  • レバレッジ型:値動きが2〜3倍になる分,損失も2〜3倍。長期保有では想定外の損失が出やすい
  • テーマ型ファンド:「AIブーム」「ESG」など流行テーマは手数料が高く,ブームが終わると急落する
  • 毎月分配型:毎月お金が戻ってくる感覚は気持ちいいが,資産を取り崩しているだけのケースも多い

正解:最初は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」のみ。

失敗⑧:相場が下がった時に積立を止める

問題:株価が下がるたびに「損が増える」と焦って積立を停止する

なぜ起きるか:損失が確定したように感じるが,実際には「将来のために安く買える機会」

解決策:「相場が下がっても積立を続ける」というルールを最初に決めておく。下落時ほど安い価格で多く買えるため,長期では有利になることが多い

失敗⑨:「もっと上がってから始めよう」と待ち続ける

問題:「今は高すぎる」「もう少し下がってから」と先延ばしにして,何年も始められない

なぜ起きるか:相場のタイミングを予測することは専門家にも難しい

解決策:毎月定額を積み立てる「ドルコスト平均法」により,高値でも安値でも自動的に買い続ける。タイミングを見計らうより,早く始める方が長期的に有利なことが多い

失敗⑩:積立枠を全額使おうとして生活費を圧迫する

問題:年間360万円のNISA上限を埋めようとして,生活費が苦しくなる

なぜ起きるか:「使わないと損」という感覚が強くなりすぎる

解決策:無理のない金額から始める。月100円でもいい。上限を埋めることより,生活防衛資金を確保しながら続けることの方が重要

まず無料でできること

  • 今の自分がどの失敗パターンに当てはまるか確認する:上記7つを照らし合わせるだけ(無料)
  • 今持っている商品の信託報酬を調べる:目論見書をダウンロードして「信託報酬」の項目を確認
  • 金融庁の「つみたてNISA対象商品」一覧を見る:金融庁が審査した低コスト商品の一覧が無料で公開されています

✅ 正しいスタートを切るための確認リスト

  • □ ネット証券(SBI証券・楽天証券)で口座開設する予定,またはすでに開設済み
  • □ 選ぶ商品は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」などのインデックスファンド
  • □ 積立金額は月1000円〜無理のない金額に設定する
  • □ 一度設定したら最低3ヶ月は放置する覚悟がある
  • □ NISA口座は1人1口座のみと理解している
  • □ 話題の個別株やレバレッジ型商品に手を出さない
  • □ 生活費3ヶ月分の現金は別口座に確保してある

全部チェックできた方は,正しいスタートを切る準備ができています。

10の失敗を一言でまとめると

NISAの正しい使い方は驚くほどシンプルです。

  1. ネット証券で口座を開く
  2. 低コストのインデックスファンドを選ぶ
  3. 毎月定額の積立を設定する
  4. あとは放置する

これだけです。医療でも,シンプルで根拠のある治療が最善であることが多い。投資も同じです。

※本記事は情報提供を目的としており,特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。

楽天証券
正しい始め方の第一歩:低コストファンド+ネット証券・楽天カード積立でポイントも
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SBI証券口座開設・管理無料バランス最良
楽天証券口座開設・管理無料楽天ユーザー向け
松井証券口座開設・管理無料初心者に優しいUI
✅ こんな方におすすめです
  • これからNISAを正しく始めたい方
  • 楽天カード・楽天市場をよく使う方

NISA口座は1人1口座のみで,金融機関の変更は1年に1回だけ。最初から正しい選択をすることが長期投資の成否を分けます。

楽天証券の口座開設手順を見る(無料)→

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参考:おすすめしない場合

  • すでに他社でNISA口座を持っている方(今年内は変更不可)
  • 生活費の現金が3ヶ月分未満の方

代替案:SBI証券(楽天経済圏を使わない方向け)

参考:注意点

  • 投資元本は保証されません
  • 商品・運用成果は自己判断・自己責任でお願いします

参考・出典

金融庁「NISAを知ろう」 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/know/index.html
金融庁「つみたてNISA対象商品」 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/target/index.html
#NISA#失敗#初心者#インデックスファンド#積立投資

🙋 この記事を読んでも,行動しなくていい人

  • すでに他社でNISA口座を持っている方(今年内は変更不可)
  • 生活費の現金が3ヶ月分未満の方

無理に行動しなくても大丈夫です。自分のペースで,必要なときに戻ってきてください。

🖋 この記事の執筆・確認体制

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