
NISAが下がって不安なとき|売る前に確認したい3つのこと
NISAの残高が減って不安になっていませんか。歯科医・研究者チームが,値下がり時に売る前に確認してほしい3つのポイントを整理。長期投資の仕組みと,売ると損が確定してしまう理由をやさしく解説します。今すぐ売らなくていい理由が,この記事でわかります。
📈この記事のポイント
- 1値下がりして不安なとき,すぐ売ると損が確定します。10年以上使わないお金なら,続けることを検討してください
- 2卵が一時的に高くなっても毎日の食事は続けるように,短期の値下がりで積立をやめると長期の成長を取り逃がします
- 3例外は「生活費まで投資に回していた場合」。その時は投資額を減らすのが先です
まず,深呼吸してください
NISAの残高が減っているのを見て,不安になっていませんか。「このまま続けていいのか」「売った方がいいのか」——そう感じるのは自然なことです。
でも,すぐ売る前に,3つのことを確認してほしいのです。
⚠️ まず確認:これは緊急事態ではありません
- ・ 値下がりしているだけで,お金がゼロになったわけではありません
- ・ 売るまでは「損」は確定していません(含み損は紙の上の損です)
- ・ 今日売ることで,回復の機会を逃す可能性があります
たとえ話:卵が高くなっても食べるのをやめますか?
卵が一時的に値上がりしても,毎日の食事をやめる人はいません。値段が落ち着くのを待ちながら,少しずつ続けます。投資も同じです。
短期の値下がりで積立をやめると,回復した時に恩恵を受けられなくなります。
表① 値下がり時の状況別・対応の目安
| 状況 | 考え方 | 対応 |
|---|---|---|
| 10年以上使わないお金を積立中 | 長期では回復しやすい。今が安く買える時期でもある | 続けることを検討 |
| 眠れないほど不安 | リスク許容度を超えた投資額かもしれない | 積立額を減らす |
| 生活費が足りなくなった | 生活費まで投資に回していた可能性がある | 投資額を見直す(先に生活費を確保) |
| 数年以内に使う予定のお金だった | 使う予定の近いお金を投資に回したのが問題 | 投資額の構成を見直す |
大事な一文
生活費まで投資しているなら,それは投資額が多すぎます。その場合は,売るのではなく,今後の積立額を減らすことを先に考えてください。
✅ 売る前に3つ答えてみて
- □ このお金は10年以上使わない余裕資金か?
- □ 値下がり分を失っても生活に支障はないか?
- □ 「売りたい」理由は不安からか,本当にお金が必要になったからか?
3つすべてに「はい」が言えるなら,続けることを検討してください。
※ 投資は元本割れのリスクがあります。自己責任でご判断ください。
参考・出典
シリーズで読む
NISA・投資の不安シリーズ
5 / 7
🧭 関連する不安も,あわせて整理できます
急がなくて大丈夫です。気になるテーマだけ,少しずつ読み進めてください。
🌊 次のステップ
次に読むと,もっと安心できます
📚 あわせて読みたい記事
この記事を読んだ方に役立つ,関連する記事です
🗺️ 基礎から学ぶ4本柱
くらしとお金のトリセツが大切にする4つのテーマ
📚 本でじっくり学びたい方へ
PR:Amazonアソシエイトプログラムに参加しています
🙋 この記事を読んでも、行動しなくていい人
- ✕今すぐ決断しなくてもいい状況の方
- ✕他の選択肢をまだ十分に比較していない方
- ✕家計に余裕がなく、固定費を増やしたくない方
無理に行動しなくても大丈夫です。自分のペースで、必要なときに戻ってきてください。
🖋 この記事の執筆・確認体制
Team RESPECT医療関係者・医学研究者チーム
30年以上の大学での研究・臨床・教育経験を持つメンバーを含む運営チームが,公的機関のデータ・一次情報に基づいて執筆し,公開前に内容を確認しています。広告の掲載有無が記事の結論に影響しない編集方針をとっています。
運営チーム・編集方針について →※本記事の情報は執筆時点のものです。制度・数値・サービス内容等は変更される場合があります。最終的なご判断はご自身でお願いします。



