
医療費控除の申請方法【確定申告で取り戻すお金の話】
年間の医療費が10万円を超えると確定申告で医療費控除が受けられます。対象になる費用・申請方法・e-Taxでの申告手順を初心者向けにわかりやすく解説します。
💰この記事のポイント
- 1年間の医療費(家族合算)が10万円を超えた分が控除対象になり,税金が戻ってくる
- 2歯科治療・入院費・処方薬代だけでなく,市販薬や通院交通費も対象になる
- 3e-Taxを使えば自宅でオンライン申告でき,最短2〜3週間で還付金が振り込まれる
医療費控除とは?
1年間(1月〜12月)に支払った医療費が,家族合算で10万円(所得が200万円未満の場合は所得の5%)を超えた場合,超えた分の金額が所得控除として認められる制度です。
医療費控除で戻ってくる金額
例:年収500万円・医療費20万円の場合
- 控除対象:20万円−10万円=10万円
- 所得税率(仮20%):10万円×20%=2万円の税金還付
- 住民税:10万円×10%=1万円削減
- 合計:約3万円が戻る
医療費控除の対象になるもの
- 病院・歯科・眼科の診察料・治療費
- 入院費(食事代を含む)
- 処方薬代
- 市販薬(治療目的のもの)
- 通院のための交通費(公共交通機関)
対象にならないもの
- 美容目的の治療・美容整形
- 健康診断費(異常が見つかって治療した場合はOK)
- マッサージ・サプリメント
まとめ
- 家族合算で年10万円超の医療費は確定申告で控除を受けよう
- 領収書は必ず保管しておく
- e-Taxで自宅から申告できる
セルフメディケーション税制という選択肢
医療費が年10万円に届かない年でも,対象の市販薬(スイッチOTC医薬品)の購入額が年1万2,000円を超えていれば,超えた分を控除できるのがセルフメディケーション税制です(上限8万8,000円。健康診断の受診などが条件)。対象の薬はパッケージの共通識別マークやレシートの印で分かります。医療費控除との併用はできず選択制なので,レシートを集計してどちらが得かを比べてから申告してください。
申請の流れ(5ステップ)
①1年分の医療費の領収書・レシートを集める(家族全員分を合算できます。通院の交通費も対象)。②国税庁の「医療費集計フォーム」に入力する。③e-Taxで確定申告書を作成し,フォームを添付して送信。④領収書の提出は不要ですが5年間の保存義務があります。⑤還付金は申告から1〜1か月半ほどで指定口座に振り込まれます。
妊娠・出産があった年,歯科治療やレーシックを受けた年は10万円を超えやすいので,特に忘れずに。
🌊 次のステップ
次に読むと,もっと安心できます
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🖋 この記事の執筆・確認体制
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