
ネット証券の始め方|初心者向けに証券会社選び・口座開設・株の買い方まで解説
ネット証券の始め方は「①証券会社を選ぶ→②口座開設→③入金→④銘柄を探す→⑤注文方法を選ぶ→⑥注文→⑦約定確認」の7ステップ。初心者向けの証券会社の選び方(SBI・楽天・松井の使い分け)から株の買い方まで,スマホだけで完結する流れをやさしく解説します。
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📈この記事のポイント
- 1株を買う流れは7ステップ:証券会社選び→口座開設→入金→銘柄探し→注文方法→注文→約定確認
- 2初心者はNISA口座+価格を指定できる「指値注文」から始めるのが安心
- 3個別株よりも,低コストの投資信託・ETFで分散するのが最初の一歩に向いている
「証券口座って,どうやって選べばいいの?」「口座は作ったけど,そこから先の操作が分からない……」株を買ってみたいと思っても,最初は分からないことだらけですよね。周りに聞ける人がいないと,画面の前で手が止まってしまうのも無理はありません。
先に結論:株を買う流れは,この7ステップだけです
- 証券会社を選ぶ
- 口座を開設する(NISA口座も同時に)
- 入金する
- 銘柄を探す
- 注文方法を選ぶ(指値か成行か)
- 注文する
- 約定(取引成立)を確認する
全部スマホだけで完結します。この記事では,各ステップで初心者がつまずきやすいポイントを順番に解説します。すでに口座をお持ちの方は,ステップ4から読み始めてください。
ステップ1:証券会社を選ぶ——初心者はこの3択で大丈夫
最初のつまずきは「証券会社が多すぎて選べない」ことです。結論から言うと,初心者は次の3択で考えて大丈夫です。どこも口座開設・維持費は無料で,国内株の手数料も実質0円です。
| こんな人 | 候補 |
|---|---|
| 楽天カード・楽天市場をよく使う/迷って決められない | 楽天証券 |
| 三井住友カード派・商品数の多さなど総合力重視 | SBI証券 |
| シンプルな画面とサポートの手厚さ重視 | 松井証券 |
じっくり比較したい方はこちらをどうぞ。
ステップ2:口座を開設する——NISA口座も同時に申し込む
証券会社を決めたら,スマホから口座開設を申し込みます。マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)があれば,10分ほどで申請は完了します。
このとき大切なのが,総合口座と一緒に「NISA口座」も申し込んでおくことです。NISA口座で買うと値上がり益や配当が非課税になります(通常の課税口座では利益に約20%の税金がかかります)。あとから追加もできますが,同時申込がいちばん手間がありません。口座の種類を聞かれたら,初心者は「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおくと確定申告が原則不要になります。
→ SBI証券の口座開設ガイド/楽天証券を選ぶ方のNISA入門
ステップ3:入金する——銀行連携を使うと手数料無料
口座が開設できたら,株を買うためのお金を証券口座に入れます。ここでのつまずきは「振込手数料がかかるのでは?」という不安ですが,ネット証券の「即時入金(クイック入金)」サービスを使えば,主要な銀行からの入金は手数料無料で,リアルタイムに反映されます。
さらに,楽天証券×楽天銀行(マネーブリッジ)やSBI証券×連携銀行のように,銀行口座と証券口座を連携させると,入金操作すら不要になる自動入出金(スイープ)が使えます。毎回の入金が面倒だと感じたら,連携設定をしておくと楽です。
ステップ4:銘柄を探す——最初は「会社名」で検索しなくていい
アプリの検索窓に銘柄名や証券コードを入れると,個別の会社の株を探せます。ただ正直にお伝えすると,1社だけの個別株は値動きが大きく,初心者には難しい面があります。
最初の一歩としては,低コストの投資信託やETF(上場投資信託)で,世界中の会社にまとめて分散投資する方法がおすすめです。「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」や「S&P500」型のような定番の投資信託は,検索窓にそのまま名前を入れれば見つかります。新NISAのつみたて投資枠なら,毎月一定額を自動で積み立てられます。
ステップ5:注文方法を選ぶ——初心者は「指値」から
① 指値注文(さしね)
「○○円になったら買う」と価格を指定する注文です。希望より高い価格で買ってしまう心配がないため,初心者はまず指値から始めると安心です。指定した価格に達しないと約定しないこともあります。
② 成行注文(なりゆき)
価格を指定せず「今すぐ買う」という注文です。確実に約定しやすい一方,想定より高い価格になることもあります。値動きの激しいときは注意が必要です。
なお,投資信託の場合は指値・成行の区別はなく,金額を指定して買うだけなので,さらにシンプルです。
ステップ6:注文する——「預り区分」はNISAを選ぶ
注文画面では「数量・価格・注文方法」を設定します。ここで見落としやすいのが「預り区分」でNISAを選ぶことです。せっかくNISA口座を持っていても,ここで「特定」を選ぶと課税口座での購入になってしまいます。
数量について,日本株は基本的に100株単位(単元株)で取引します。株価1,000円なら最低10万円(1,000円×100株)が必要です。まとまった資金が難しい場合は,単元未満株(1株から購入)のサービスを使えば数百円〜から始められます。
ステップ7:約定を確認する——買えたかどうかはここで分かる
注文が成立することを「約定(やくじょう)」と言います。約定すると通知が届き,アプリの「注文照会」や「保有商品一覧」に反映されます。指値注文の場合,指定した価格に達しないと約定しないまま注文が失効することもあるので,買えたつもりで放置せず,一度確認しておきましょう。
なお,約定してもお金の受け渡し(受渡日)は数営業日後です。買った直後に口座残高の表示が変わらなくても慌てなくて大丈夫です。
米国株・外国株を買いたい場合
アメリカ株などの外国株も,ネット証券なら日本株と同じアプリ・サイトから購入できます。日本株との主な違いは次の3つです。
- 外国株式の取引口座が別途必要:多くのネット証券では,総合口座に無料で追加開設できます
- 米国株は1株から買える:日本株のような100株単位のルールがなく,少額から始めやすいのが特徴です
- 為替の影響を受ける:円をドルに替えて買うため,株価だけでなく為替レートの変動でも損益が動きます。為替手数料もかかります
「米国株に興味はあるけれど個別銘柄を選ぶのは不安」という方は,米国株や全世界株に分散する投資信託・ETFを通じて保有する方法から始めると,銘柄選びと為替のタイミングに悩まずに済みます。
株の売り方も基本は同じ
売るときの操作は買うときとほぼ同じです。保有銘柄の一覧から売りたい銘柄を選び,「数量・価格・注文方法(指値・成行)」を設定して発注します。売却代金が実際に口座へ入る(受け渡しされる)のは,約定してから数営業日後です。
なお,焦って売買を繰り返すと手数料や税金の面で不利になりがちです。長期の積立投資を軸にする場合,売るのは「お金が必要になったとき」で十分です。
初心者が気をつけたいこと(おすすめしない買い方)
- 一発逆転を狙う:FX・レバレッジ・信用取引は,初心者のうちは避けるのが無難です。
- SNSで話題の株に飛びつく:急騰したあとの高値づかみになりやすく,リスクが高くなります。
- 生活防衛資金を使って投資する:まず生活費の数か月分を現金で確保してから始めましょう。
よくある質問
株はいくらから始められますか?
単元未満株や投資信託なら,数百円〜数千円から始められます。まずは無理のない少額からで十分です。
入金しないと口座開設はできませんか?
口座開設だけなら入金は不要です。口座を持っているだけで費用はかからないので,「まず口座だけ作って,準備ができたら入金する」という進め方で問題ありません。
NISA口座と特定口座,どちらで買えばいいですか?
非課税の恩恵があるNISA口座が基本です。年間の投資枠(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円)を超える分や,NISA対象外の商品を買うときに特定口座を使います。
注文したのに買えていません。なぜですか?
指値注文で,指定した価格まで株価が下がらなかった可能性があります。注文照会で状況を確認し,必要なら価格を見直すか,成行注文に切り替えてください。
いつ買うのがいいですか?
買うタイミングを当てるのは専門家でも難しいため,毎月一定額を続けて買う(積立)方法が,リスクを抑えやすいとされています。
手数料はかかりますか?
証券会社やプランによって異なります。ネット証券では,国内株式やNISAの売買手数料が無料の場合もあります。事前に手数料体系を確認しましょう。
まとめ
- 株を買う流れは7ステップ。証券会社選び→口座開設→入金→銘柄探し→注文方法→注文→約定確認
- 証券会社は実質2択(SBIか楽天)。迷ったら普段使うサービスで決める
- まずはNISA口座で,税金のかからない形から始める。預り区分の選び忘れに注意
- 注文は,価格を決められる指値から始めると安心
- 個別株より,低コストの投資信託・ETFで分散が初心者向け
- 一発逆転・話題株への飛びつきは避け,少額でコツコツ続ける
専門家のひとこと|医療・研究に携わる運営チームより
お金を増やすときの順番は,①生活防衛資金を作る ②収入を増やす ③新NISAで低コストの分散投資 ④長期保有 ⑤余裕があればiDeCo,が王道です。一発逆転(FX・レバレッジ)は狙わないことが大切です。
- ◎楽天カード・楽天市場をよく使う方
- ◎ネット証券で株を買ってみたい方
株を買うには証券口座が必須です。口座開設は無料,最短即日で完了します。まず口座だけ作っておけば,準備が整った時にすぐ売買できます。
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参考:おすすめしない場合
- ・すでに他社でNISA口座を持っている方(1人1口座のみ)
- ・楽天カード・楽天市場をほとんど使わない方(SBI証券も選択肢)
代替案:SBI証券(楽天経済圏を使わない方向け)
参考:注意点
- ・投資元本は保証されません
- ・商品・運用成果は自己判断・自己責任でお願いします
参考・出典
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🙋 この記事を読んでも,行動しなくていい人
- ✕すでに他社でNISA口座を持っている方(1人1口座のみ)
- ✕楽天カード・楽天市場をほとんど使わない方(SBI証券も選択肢)
無理に行動しなくても大丈夫です。自分のペースで,必要なときに戻ってきてください。
🖋 この記事の執筆・確認体制
Team RESPECT医療関係者・医学研究者チーム
30年以上の大学での研究・臨床・教育経験を持つメンバーを含む運営チームが,公的機関のデータ・一次情報に基づいて執筆し,公開前に内容を確認しています。広告の掲載有無が記事の結論に影響しない編集方針をとっています。
運営チーム・編集方針について →※本記事の情報は執筆時点のものです。制度・数値・サービス内容等は変更される場合があります。最終的なご判断はご自身でお願いします。



